今回観察された野鳥(19種)のギャラリーは こちら  

2024年3月16日(土) 場所:船橋三番瀬海浜公園(19種)

此のところ朝夕の気温が低い日が続いていたが、昨日今日は暖かく良い日和となった。
2週間前に下見をしたがその時は杭の上、砂浜にもミヤコドリが多くみられたが、今日はかなり少なかった。冬鳥ゆえシベリアないし北東アジアの方へ帰ってしまったのだろうか。しかしこの時期にミヤコドリが見られるのは大変うれしくまた、有り難いことだと思う。
シギの仲間ではハマシギ、ミユビシギは見られたが、チドリの仲間ではコチドリ、シロチドリが見られなかったのは残念でした。
カモ類ではスズガモが沢山見られましたが、2週間前には沢山いたオナガガモがほんの数羽しか確認できませんでした。全体としては19種の鳥が確認できたし天気もやや風はあったものの好天で良かったと思いました。(担当)

下の4枚の写真は野村さんの撮影です(画像をクリックすると拡大表示、もう一度クリックすると元に戻る)

2024年2月17日(土) 手賀沼周辺

今回観察された野鳥(28種)のギャラリーは こちら  

😊今回は久しぶりの参加でした。所用のため途中で帰らせていただいたのですが、1時間余りの間にたくさんの鳥たちの声を聞き姿を見つけ、天気にも恵まれた充実した時間になりました。
特に嬉しかったのはウグイスです。藪の中からひょこっと姿を現し、しばらくしてすぐにまた藪の中へ。冬の時期は藪の中にいてなかなかその姿を見られないということなのでワクワクしました。
そして泥の中からゴミらしきものを引っ張り出して必死につつくカラスの姿やじっとしている鳩の顔を双眼鏡で眺めたり、ワクワクが止まらない時間でした。手賀沼は何度行っても飽きない場所ですね。(安岡)

😊風もなく青い空の下、手賀大橋の手前から探鳥開始。ミニ手賀沼にはカルガモ、コガモが気持ちよさそうに泳いでいます。河童の噴水前で、バス利用と車利用組が合流し、今日初めて参加された3名の方との顔合わせをしました。

噴水前でカイツブリがモグラたたきゲームのように、どこから出てくるかを楽しんでいると、カワセミが目の前を通り抜け近くの枝に止まってくれました。いつ見ても魅力のある鳥です。
遊歩道を歩いて行くと満開の白梅が目に入り、また水辺のヨシの穂にはオオジュリンが止まり、ポーズを取ってくれました。コガモやカルガモはあちこちで昼寝の最中です。上空にはトビの姿、ダイサギやアオサギは水辺で餌をさがしています。コサギはまだ幼く一生懸命に餌を探していました。
突然足元のやぶの中にウグイスが現れ、あまり見ることができない状況に胸がおどりました。残念ながら、滝前広場近くに居るバンやクイナはおらず帰途に着きました。まもなくジョウビタキの雌が現れてくれ、可愛い姿を楽しませてくれました。

ゴール近くの白梅にはメジロが花芽を啄んでおり春を感じるひと時でした。新しいメンバーを迎え、来月以降の探鳥会が楽しみです。    (担当)

2024年1月20日(土) 水元公園

今回観察された野鳥(25種)のギャラリーは こちら  

寒風吹きすさぶ悪条件の下の探鳥会でしたが、内容の濃いものとなりました。
今回は、「しばられ地蔵」側からのコースで探鳥を開始しましました。まず、最初に出会ったのは元気の良いハクセキレイです。しかしながら、いつものオナガの姿がありません。今回の探鳥会では終始オナガを見ることはありませんでした。
湖面に目を転じると、カモのお目通りです。マガモの群れ、ヒドリガモの群れ、そしてキンクロハジロあるいはホシハジロの群れが広大な湖面に広がっています。

今回の探鳥会のハイライトは何と言ってもアメリカヒドリの発見でしょう。この野鳥の発見は、我々会員によるものではなく、通りすがりのベテランらしい方の「あそこ!」の指摘によるものです。数百羽のヒドリガモの群れの中の1羽です。緑色の頭部をもつアメリカヒドリは、一般の探鳥会でもなかなか発見が難しいものですが、今回の出会いは大変貴重なものと思います。会員の誰もが喜び、にわか追っかけアメリカヒドリファンとなっていました。
水元公園は、湖面に沿って逆U字型になっていますが、全コースの1/3程度を進んだあたりで降雨となり、探鳥を中止しました。
ひき続き、場所を金町駅前の喫茶店に移し、鳥合わせや、会の報告(総会に準じる)などを行った後、解散としました。
     (担当) 

2023年12月16日(土) 坂田ヶ池

今回観察された野鳥(14種)のギャラリーは こちら

坂田ヶ池には、成田線、下総松崎駅下車、20分強の徒歩で到着します。まず、下総松崎の呼び方についての疑問です。駅の表札は、ローマ字で、Shimosamanzaki となっていますが、ホームの表札は、Shimousamannzaki となっており、微妙に異なり、どれが正解か最後まで不明のままでした。


次に、本題です。探鳥コースとして、今回は、参加者の体調を考慮し、池の半周にとどめることとしました。ホシハジロ、オナガガモ、ハシビロガモ、ミコアイサなど、水鳥の種類、数は共に多く、かつ、どの鳥も、色、形とも明確に確認することが出来ました。野鳥観察の観点からは、これは、当池の長所と考えます。手賀沼の場合、この時期、同様に多種類の水鳥が飛来しているのですが、多くは、岸辺から距離のある沼の真ん中付近を移動し、倍率八倍程度の、普通の双眼鏡での識別は容易ではありません。
その為、鳥観察には数十倍率の重い望遠鏡が必須となっています。坂田ヶ池の場合、例えば、ハシビロガモが群れとなってグルグル回る様子や、ホシハジロのメスの確認などが双眼鏡あるいは時に、裸眼でも容易であり、当池での探鳥会は、初心者用として優れモノといえるのではないかと思います。天気明朗、気温は22度、ぽかぽか陽気、無風状態と、大変、快適な探鳥びよりでした。(担当)

2023年11月8日(土) 北柏ふるさと公園

今回観察された野鳥(22種)のギャラリーは こちら

昨日の雨も上がり晴れの天気の中を大堀川沿いに歩きだしました。
すると通りすがりと思われる主婦の方が葦の下の繁みを指して “そこにカワセミがいますよ” と教えてくれました。ほんの4~5mさきのところにじっとしていました。こんなに近距離で見るのは初めてでした。
暫らく土手沿いを歩いていると、今度はジョウビタキが優雅なオレンジ色の姿を見せてくれ、しかもかなり長い間囀り、近くの枝を渡り歩いてくれました。
信号を渡り北柏公園に入ると今度はエナガの集団が飛んできてあちらこちらと飛び回りその姿を充分に見せてくれました。今回の探鳥会ではこの3種類の鳥たちの姿を充分にみられたことが一番の収穫でした。(担当)

ジョウビタキ 撮影野村さん
オオバン 撮影:野村さん

2023年10月21日(土) 手賀沼

今回観察された野鳥(21種)のギャラリーは こちら

手賀大橋に近い、ミニ手賀沼と言われる池から探鳥開始。早速メジロが美味しそうに柿の実を啄んでいました。池にはカルガモが青空の下、気持ちよさそうに泳ぎ、カワセミの姿を確認出来た方もいました。

ミニ手賀沼周辺は四季折々シジュウカラを初め、多くの鳥が集まってきます。
河童の噴水付近ではコサギ、カイツブリ,止まり木の上にはミサゴの姿が確認出来ました。遊歩道を進むとエナガ、シジュウカラ、スズメ等の集団、モズは高い木の上で存在を知らせてくれました。

水辺のコガモ、カルガモ、カワウ、オオバンの姿を見ながら滝下広場で折り返し、水の館前で鳥合わせとなりました。

今回は、おながの会のホームぺージを見て、旭町の方がお試し参加されました。お仲間になって頂けると嬉しいですね。

          (担当)

メジロ 安岡さん撮影
エナガ 野村さん撮影

2023年9月16日(土) 船橋三番瀬海浜公園

今回観察された野鳥(6種)のギャラリーは こちら

恒例の夏季休暇(8月)の後、久しぶりの三番瀬探鳥会。参加者はわずか5名。
しかしながら、参加者の感想は、「リフレッシュできた」、「来て良かった」等とポジティブなものでした。

干潮時をねらって訪ねたため、干潟は大きく広がり、多くのシギ、チドリを期待するところでしたが、シギ類はゼロ、チドリ類は、わずかにオオメダイチドリのみの観察でした。
その代わりというわけでもないのですが、無数のウミネコの集団を海面に、あるいは干潟に認めました。カモメ科のウミネコは、他のカモメと同様に、ひなから成長に至るまでには換羽を繰り返しながら3‐5年を要するといわれます。茶色の濃淡の鳥が混ざるウミネコの集団は、ひな、幼鳥、若鳥など、さまざまな成長段階にある鳥から構成されていることがうかがわれました。
意外だったのは、多数のダイサギの存在でした。干潟もまた、ダイサギの住処だったのですね。

9月中旬とはいえ、残暑なお厳しく、探鳥会は2時間程で切り上げました。
探鳥に関しては収穫は少なかったものの、参加者同志、和気あいあいと過ごす事が出来た充実の一日でした。(担当)

ウミネコ(幼鳥)
ウミネコ(幼鳥) 野村さん撮影
ウミネコの群れとダイサギ 野村さん撮影

2023年6月17日(土) あけぼの山周辺

今回観察された野鳥(14種)のギャラリーは こちら 

梅雨の合間、朝から真夏の太陽がギラギラと照っていました。

今日は3人のお客様と共に、あけぼの山管理事務所より日影を選びながら探鳥開始。早速ヒヨドリやムクドリの鳴き声、遠くからはホトトギスとウグイスの鳴き声が聞こえて来ました。
さくら山には、ほとんど鳥の姿はなく、水生公園でやっとシジュウカラ、ヤマガラ、エナガの幼鳥の群れが暫しの間楽しませてくれました。土手方面に移動し、空に舞い上がるヒバリやセッカは確認できましたが、畑にいるヒバリは土の色と同化して中々見つけられませんでした。

最近ヨシが少なくなり、オオヨシキリの鳴き声が少なくなって残念です。風車前東屋で常盤さんからのレクチャーを受け解散となりました。7月からはお二人の新しいメンバーを迎えます。皆さん宜しくお願いします。(担当)

シジュウカラ(幼鳥) 安岡さん撮影
ヤマガラ(幼鳥) 野村さん撮影

2023年5月21日(日) 谷津干潟 (雨天予報のため1日繰り下げ実施)

今回観察された野鳥(16種)のギャラリーは こちら 

3月、4月の探鳥会が雨天中止となり、5月の定例第3(土)も雨天の予報の為、5月は翌日曜日の探鳥会にした。
谷津干潟は,H26年から5年、毎年秋に行っていたが、コロナの為5年振りの探鳥地。今回は春(4月)の予定が雨で延び夏の気候。期待したほど鳥に会えず、アオサが一面に広がり、かなり匂う。環境の悪化を感じた。いつも会えた鳥にも会えない。
良かったのは、カイツブリの巣を見つけたこと。親鳥が代りばんこに、餌取りに、子守にと幸せそう! 半分ほど干潟をまわったあたりで、キアシシギに会えたこと。

帰宅後、谷津干潟のフィールドノートをチェックすると、その日に観察出来た鳥は25種との事、観察眼の足りなさを反省する。(担当)

キアシシギ 内山さん撮影
シジュウカラ(幼鳥) 野村さん撮影

2023年4月15日(土) 谷津干潟探鳥会 も雨天のため中止でした

2023年3月18日(土) 手賀沼周辺探鳥会 は雨天のため中止でした

2023年 2月18日 水元公園

今回観察された野鳥(28種)の写真は こちら (ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ、ヒヨドリは省略)

常磐線金町駅からバスで「縛られ地蔵」まで行き、いつもとは逆のコースで探鳥を開始しました。

1.縛られ地蔵から公園前まで。静寂な市街地で、あのだみ声の主オナガに出会いました。我らが鳥オナガは良く見れば実に美しい鳥です。

2.公園に入り、小合溜(こあいだめ)沿いに探鳥。水面を見てみます。まずヒドリガモの集団です。至るところヒドリガモです。壮観です。次に見えてきた集団は、キンクロハジロとホシハジロです。両者の位置関係は明確であり、混ざることがありません。最後に出会ったのは、カルガモの集団です。上記三者は渡り鳥であり、間もなく日本を離れる前のひと時を過ごしているところだと思います。カルガモは留鳥ですが、普通、このような大きな集団は見られません。この後、どうするのでしょうか(カルガモも季節に応じて移動するとも言われていますが)。カモ以外の種々の水鳥にも出会いました。冬羽のカイツブリ、カンムリカイツブリは水面のいたるところで、点々と見ることができました。頭の白い数羽のユリカモメの他、セグロカモメが一羽、水面を漂っていました。岸辺には、一瞬カワセミを捉えることができたのは幸いでした。

3.小合溜沿いに探鳥。草原側に目を転じます。ハクセキレイとセグロセキレイがほぼ同じ画面に映る光景に出会いました。その違いが明瞭です。先のオナガは色々なところに現れ、目を楽しませてくれます。多くのカメラマンが一点を凝視する場所で、双眼鏡を向けてみましたら湿地を動き回るタヒバリあるいはビンズイと考えられる鳥を見つけました。色合いからビンズイと思われました。後に、その場所には別にタマシギがいたらしいと聞き、残念な思いです。いずれにしても、今回の探鳥会で水元公園は、間違いなく野鳥の宝庫である感を新たにしました。  (担当)

ジョウビタキ(雌) 内山さん撮影
ビンズイ 野村さん撮影

2023年1月21日 あけぼの山公園周辺

今回観察された野鳥(10種)の写真は こちら

今年初めての探鳥会。昨日の天気とは打って変わって、晴れてはいるものの冷たい強風が吹き荒れていました。
農業公園下の梅林では早咲きのピンク色の梅がきれいに咲いていました。白い梅も僅かながら花を咲かせています。ヒヨドリの声は盛んに聞こえましたが他の鳥の声はなかなか聞こえてきません。
日本庭園の隅のほうの池ではカルガモが8羽ほど陽射しを浴びてくつろいでいました。布施弁天のバス停の前の森の梢の上でカワラヒワの鮮やかな黄緑色が確認できました。その他にムクドリ、ツグミ、ハクセキレイなども見ることが出来ましたが総じて鳴き声も姿も少ない探鳥会でありました。
(担当)

202301-1
カルガモ(内山さん撮影)
202301-2
ハクセキレイ(内山さん撮影)

2022年12月17日 坂田ヶ池と周辺

今回観察された野鳥(16種)の写真は こちら

下総松崎駅(シモウサマンザキ)駅から徒歩20分余りで池の東端に到着し、探鳥を開始しました。まず、目に飛び込んだのはカルガモとオオバンの群れ。相当数のカモ類の着水を予感させるものでした。池を右側に沿って歩くほどに、ホシハジロの10数羽の集団が目に留まりました。加えてマガモの大きな集団です。コガモも居ました。
やがて池を横断する人道橋に到り、緑色光沢のある頭、初列風切り羽の黒、そして栗茶色の腹など多彩なハシビロガモの群れに出会いました。出会ったカモは5種類。いずれのカモもオスは美しい姿に変身し、メスの集団の中で動き回り、メスへの接近に余念がないように見えました。カモは国内では越冬のみで繁殖はしないので、先ずはカップルの成立に相務めるということでしょうか。

樹間に広がる池面にカモの姿を追いながらの軽い昼食をとった後、池を離れました。その後大小の古墳群を横に見ながら山野の野鳥観察を行いましたが、特筆すべきものはなく、冬期の探鳥はやはり「水辺」の感を新たにしました。
帰路は、松崎駅に戻らず、循環バスから安食駅乗車となりました。(担当)

コガモ(野村さん撮影)
ハシビロガモの水上採食(野村さん撮影)

2022年11月19日 理窓公園(東京理科大学理窓会記念自然公園)

今回観察された野鳥(18種)の写真は こちら

理窓公園は、東京理科大学創立100周年に当たり、同総会「理窓会」が、総力を結集して、数年がかりで、目標額の3億円の募金を達成し、2万坪におよぶ東葛の里山の原風景を公園にして、1979年に母校に贈呈したもの。おなが会報100号と、100絡み、奇しくも縁のある探鳥地になりました。

今回初めて、常盤さんがご都合がつかず、欠席。ヨシガモ、オカヨシガモが来ているという情報を得て、マガモやカルガモと少し違うと思える鳥を見つけても、見極めがつかず、リーダーの不在を痛感した会でした。それでも、毎回数えきれない程いたのに、今回は見られなかったヒドリガモ3羽、最後に姿を見せてくれたのは、カモも気をつかってくれたのかも。 (担当)

オシドリ(11月11日下見の際 野村さん撮影)
オオタカ(野村さん撮影)
マガモ(内山さん撮影)

2022年10月7~8日 奥日光(おながの会発足10周年記念行事)

今回観察された野鳥(10種)の写真は こちら

一日目朝、予定通り、7:00出発。出発時点では雨はなく、<予報に反し、あるいは?>という期待はやはり甘く、小雨、弱雨からさらに、日光に近づくにつれ行く手を阻むかのような強雨となって、探鳥計画を「雨天用」に変更せざるをえなくなりました。
その1:「さかなと森の観察園」日光庁舎の敷地の一角にあり、ニジマス、ニジマスアルビノなどの外来種の他、ヤマメ、イワナなどの日本の渓流魚を多数観察することができました。幻の魚と言われるイトウは展示終了となっていました。観察園では、鳥影は見るものの確認には到りませんでした。
その2:「イギリス、イタリア大使館別荘記念公園」中禅寺湖畔の旧別荘を訪ねました。別荘内部の構造はいうまでもなく、別荘から見る湖の景観は目を見張るものがありました。湖畔にあって、赤い実を無数につけた一本の木の間に、ゴジュウカラ、エゾビタキなどが飛び交っていました。ズミの木ではないかと思われましたが、そのサクランボのような実をアカハラ、カワラヒワ、キレンジャクなどが好むといわれています。前二者にとっても好物なのでしょう。

二日目前日とは一変し、青空の見える好天の中、当初の行程に加えて、前日の予定の一部を組み込んだ行程で探鳥を実施しました。
その1:「丸沼高原」ロープウェイ終点の山頂駅を出て自然散策コースを4~50分歩きましたが、野鳥の動きは早く、高く、その姿を追うことは至難でした。
その2:「湯滝」湯滝から川沿いに歩き、湯滝にもどるコースで探鳥しました。出会った鳥は、カワガラス、ゴジュウカラ,コガラ、などです。
その3:「三本松」戦場ヶ原の一端に立つ展望台からの見晴らしはすばらしく、参加者の誰もがしばしの間、「これぞ奥日光」に浸っているようでした。この時期の奥日光では、その2に見た外にも、ヒガラ、キバシリ、アオゲラ等の野鳥がよく観察されているようですが、今回は、前日の雨の影響が残っているせいか、残念ながらそれはかないませんでした。

帰りの車中の鳥合わせ、種類は少なかったけれども初めて見たというゴジュウカラを中心に話に花が咲きました。18:00すぎ、全員無事で、かつ楽しい思い出を抱きながら出発地に戻ることができたのは幸いでした。(担当)


 エゾビタキ (野村さん撮影)
 エゾビタキ (野村さん撮影)
 カケス (野村さん撮影)

 コガラ (川村さん撮影)
 ゴジュウカラ (川村さん撮影)

2022年9月17日 あけぼの山

この日観察された野鳥(14種)の写真は こちら

あけぼの山公園事務所前を出発し、さくら山~水生公園~日本庭園~土手と周り、シジュウカラ、コゲラ、エナガなどの混群やカワセミなど14種に会えました。さくら山にツツドリが入っているとの情報はありましたが、残念ながら会うことは出来ませんでした。風もなく穏やかでしたが日向はまだまだ暑い日でした。(担当)

エナガ 撮影者:川村さん
ダイサギ 撮影者:野村さん

2022年7月16日 手賀沼遊歩道&鳥の博物館

この日観察された野鳥(12種)の写真は こちら

此のところの戻り梅雨の曇り空の下、我孫子駅からバスを市役所前まで利用してから歩き出しました。鳥の博物館前を過ぎてから手賀沼の道を行き、水生植物園を通り越して市民農園(旧)の辺りまで行きました。

この時期は冬鳥は北へかえり、夏鳥の声も聞こえない閑期です。唯、ホオジロが小雨の降りしきる中をかなり長い間“一筆啓上仕り候(つかまつりそうろう)”と囀っていたのと、カイツブリが甲高い鳴き声を響かせていたのが印象に残りました。この後、鳥の博物館を暫らくぶりで見学して帰途につきました。(担当)

ホオジロ; 撮影:野村さん
カワウ; 撮影:野村さん

2022年6月18日 布施下

この日観察された野鳥(18種)の写真は こちら

今回は「あびバス」を利用して布施回転広場前よりの探鳥会を実施しました。普段みなれている景色をバスの車中から楽しんで頂けたでしょうか? 出迎えてくれたのは、オオヨシキリの大きな鳴き声、土手では、セッカやヒバリが、私を見てとばかりに飛び回っていました。

はるか遠くの田んぼのあぜ道にコウノトリではないかと近づけば、何とアオサギが羽繕いの最中でした。

カルガモの親子の行列、ヒバリの夫婦など、今の時期にしか見られない光景が多く、探鳥時間も大幅に過ぎてしまいました。 
皆様暑い中お疲れが出ませんでしたか?(担当)

ヒバリの夫婦; 撮影:野村さん
オオヨシキリ; 撮影 内田さん

2022年5月21日 葛西臨海公園  

この日観察された野鳥(28種)の写真は こちら

葛西臨海公園は4年振りとなります。
ここは、S40年代に急激に開発が進む中、葛西沖の豊かな自然環境を残す為に、S47年から、淡水池の上の池、汽水池の下の池、干潟の東西なぎさ、と人工的に造成された鳥類園です。

長期予報では晴れでしたが、前日急に雨の予報。一日延期しても雨マーク。降水率は高いが、降雨量は僅かとの情報に決行としました。ところが曇から、葛西駅に着く頃には傘が要る雨! 

ウォッチングセンターは長期の閉鎖中だが、土日はテントを張りスタッフが情報を提供との事、左右の上の池、下の池を観察しながらそのテントへ。晴れたり降ったりに一喜一憂しながら、下の池の外側の道を観察しているうちにすっかり雨が止み、午後は、直前までの雨で人も疎らな、西なぎさへ。

2時50分の干潮にむかって広がる干潟の中、「杭の上にずらーっと止まっているはず」の言葉通り、何十羽ものアジサシを確認!捕食の様子も!よく見るとシギ達!外海には、スズガモ、カンムリカイツブリ、ウミウ他色々。思いで深く、収穫の多い一日になりました。(担当)

2022年4月16日探鳥会: ふなばし三番瀬海浜公園  

この日観察された野鳥(17種)の写真は こちら

今回は、今年初めての遠出、ふなばし三番瀬公園に行きました。昨日は終日雨天、今日は午前中曇り、午後2時頃から晴れとの予報であったが、早くも11時頃には雲が取れ、すっかり青空になった。厚着してきたので、脱いでシャツ2枚(長袖と半袖)になる。鳥は、というと、正直なところ、もっと沢山の種類のシギとチドリが見られるとの期待は裏切られ、それぞれ 2,3種にとどまった。しかし天候に恵まれ、「シギチ」以外にも柏、我孫子では決して(または滅多に) お目にかかれない野鳥を何種類も見たので、贅沢を 言えばキリがないかと。(担当)

ビロードキンクロ: 撮影:川村俊子さん
左:ダイゼン 右:ハマシギ; 撮影:野村幸子さん
Akebono2203-Test

2022年3月19日:あけぼの山  

この日観察された野鳥(14種)の写真は こちら

今回は、農業会館本館裏の小径を抜けて、梅林を経て、さくら山に移動し、更に水生植物園、日本庭園、そして風車傍の東屋までのコースで探鳥しました。本館裏の小径は、我らがオナガの会の、いわば企業秘密の小径であり、これまで、ほぼ例外なく多種類の野鳥に出会っています。今回も、エナガ、コゲラ、ヤマガラなどの小鳥たちが飛び交う光景を確認しました。

梅林の梅の盛りは過ぎ、一方でさくら山では、桜は今まさに開花を待つばかりの芽吹きです。ヒヨドリがさまざまな声色を使って飛び交っていました。水生植物園では、池の周辺の藪を出入りするシジュウカラを、また、池面には大きさの違う二羽のカルガモを認めました。今回の探鳥では、せわしそうに飛ぶジョウビタキをあちらこちらで見かけました。そしてツグミです。二種とも渡り鳥ですが、遠いシベリアあるいは中国北部あたりまでの北帰行を控え、最後の体力調整をしているように見えました。(担当)

ヤマガラ:撮影 野村幸子さん
ヒヨドリと寒緋桜: 撮影 川村俊子さん