ふるさと絵画展　HP版

絵画二人展を終えて　

令和６年６月　　坂本耕一　　

　「坂本さん、ちば県民プラザでの二人展は展示場が広いのでかなり厳しいですよ。普通はグループ展や協会の皆さんがよく利用されていますがね」と、搬入、搬出を依頼した業者に言われ、以前何度かここで展示会を見たときは確かにすべてグループ開催だったと、少し不安がよぎりました。

　思案を重ねた結果、出品点数は二人で１０１点に決めました。これには業者もびっくり、今度は全点数を飾れるかが問題となり相談の結果、壁の一部を二段飾りにすることに決定。業者３人で作業が進みます・・・。壁がびっしりと絵で埋まりました。大きな看板も設置され、綺麗な花束もいくつもいただき、広い会場が素晴らしいアートギャラリーへと大変身。感無量で胸が熱くなりました。明日からが本番、会期は５月１５日～１９日の５日間、思わず手を合わせました。

　遠くは香川県、長野県、そして神奈川、埼玉、東京と色々な地域から、さまざまな分野の方々にご来場をいただき、また普段ご無沙汰をしている友人、知人にもお会いすることができ楽しい会話の場ともなりました。連日大勢の皆さまにご高覧をいただき、入場者総数は想像を越える何と４０７名。メールもお手紙も沢山いただき、心から感謝を申し上げます。

　不安を抱えての開催でしたが、皆さまの暖かいご支援により無事に終了することができました。特に企画から運営まで色々とご指導をいただいた千葉県議の阿部俊昭先生、そして日頃楽しく一緒に絵を描いている、ふるさと絵画教室の皆さんのご協力に衷心より感謝を申し上げます。

　私は今年、人生節目の傘寿を迎えました。この度の二人展開催を機に、気持ちを新たに今後も好きな絵を描き続けて参りたいと思っております。少し疲れましたが、やってよかったとつくづく思う昨今です。有り難うございました。

敬具　　

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安部澄子

板垣正人

角川啓子

小杉泰子

坂本耕一

田尾玄治

手塚慶子

中島隆夫

西村テツ司

早瀬淳男

望月英和

山口京子